たまき&ユミ

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「たまき、ひどい事を言って本当にごめんなさい・・・」
嫉妬界から帰る時、由美はたまきにそう謝った。
「・・・・・・」
たまきは何も反応を示さないまま歩みを進める。
その態度に由美が表情を曇らせる。普段は少し強気で気丈な印象のある由美の泣きそうな顔を見るのはたまきにとって初めての事だった。
「・・・どうして由美ちゃんがそんな顔するの?大体、本当は私よりもああいう男の人が良かったんでしょ?」
「・・・そんな事」
「いいよ、無理にごまかさなくても。ああいう人なら何でも言う事を聞いてくれるし、いざという時は由美ちゃんを守ってあげられるんだろうね。どうせ私には由美ちゃんの望みを全部叶えられるような力なんてないよ」
「違う、違うの・・・たまき」
たまきの自嘲を含んだ言葉に由美がオロオロする。
「何が違うの?」
「あ、あれは操られてたから」
「でも、きっとアレは由美ちゃんの本心だよ・・・本当に私のコトを大切な仲間だと思ってるなら操られたりしないはずだよ」
そういうとたまきは足早に歩いていった。まるで由美との距離を置くかの様に・・・。

その時、突然元・教師の大月が現れた。
「・・・どいてよ」
たまきが大月を睨みつける。
「馬鹿が!貴様等がここから無事に出られる科学的根拠はないのだ!受けてみよ、最強と化した私のプラズマパワーを!!」
「やれるモノならやってみなさいよ!私には仲魔が・・・あ、あれ?」
たまきが青ざめた顔でコンピュータをカチャカチャといじる。
「どうしたの!?」
「コンピュータ、壊れちゃった・・・仲魔が呼び出せないよ!」
その言葉に由美が愕然とする。
「で、でも大丈夫。私にはさっき手にいれたヒノカグツチがあるから」
「判ったわ」
由美がコクン、と頷きたまきに補助魔法をかけた。
「タルカジャッ!」
「ありがと、由美ちゃん!えぇいっ!!」
たまきの攻撃は大月にしっかりとダメージを与えたようだ。大月は動かない。
「やったぁ!」
「・・・たまき、危ない!!」
「え・・・きゃああああ!!」
大月がフェイントをかけて、たまきめがけて攻撃を仕掛けてきた。

たまきは死を覚悟したが・・・何の痛みもない。どういう事かと恐る恐る目を開ける。
「由美ちゃん!」
たまきを庇ったのだろうか。苦しそうに床にうずくまり、腹部を押さえている。
「・・・ッ、たまき、大丈夫?」
「ゆ、由美ちゃん!由美ちゃん・・・!!」
「良かった、あたしは平気だから・・・」
そういうと由美は気を失った。
たまきの心に怒りの炎が燃え上がる。
「っ、大月・・・覚悟ぉ!!」
暫くして今度こそ、大月は崩れ落ちた。

「・・・由美ちゃん、ゴメンね・・・由美ちゃん」
気絶した由美を抱え、たまきは学校の保健室へと向かう。その瞳にはいっぱい涙が浮かんでいた。

保健室につくと、誰もいなかった。いつもなら香山先生がいる筈だが、他の誰かの救護でもしているのだろう。
ベッドに横たわる由美の制服のブラウスには血が泌んでいる。香山先生を待つ余裕などない―そう思ったたまきは救急箱を取り出し、ためらうことなく由美の制服のボタンを外していく。下着をまとっただけの抜群のプロポーションにたまきの胸がドキドキした。
(な、何を考えてるの…こんな時に、私)

脇腹から出血しているのがわかると、無意識のうちに脇腹の傷口にゆっくり舌をつけ、血を舐めとった。その仕草を少しの間続けるとたまきは頭を振り、消毒薬をあてがい、止血処置をした。
そのまま由美の心音を確かめるため、左胸に手を触れた。
むにゅ・・・という柔らかい甘美な感触に思考力が奪われていく気がした。
ブラジャー越しからトクン、トクン・・・と鼓動が伝わってくる。たまきは安心すると共にもっと直に由美の鼓動を味わいたい衝動にかられ、ブラジャーの中へと手を伸ばした。自分のより大きく、心地好い弾力のある由美の胸を少し強く揉み始める。
初めは、胸の鼓動を確かめる―触れるだけだった手が、淫らな動きになっていく。
いつのまにか右胸にも愛撫を与え、堪能するかの様に執拗に捏ね繰り回す。
次第に感じ始めた胸の可愛い果実を舌で転がし、吸い上げる。
「ん・・・ッ、ぅうん・・・」
由美の口から吐息が漏れる。たまきは硬直した。
(私、本当にどうしちゃったの・・・こんなやらしいコト、由美ちゃんの気持ちも確かめずにするなんて!)

「ごめんね、由美ちゃん・・・」
自分を庇って傷を負った由美にどんなにひどい事をしているのかを考えると、自分が情け無くなってきた。
「こんな私のコト、由美ちゃんが一番好きでいてくれる訳ないじゃない・・・」
たまきの瞳から涙が零れてきた。
「・・・たまき・・・泣いてるの?」
由美が意識を取り戻した様だ。
「由美ちゃん、ごめん・・・ごめんね、わ、私・・・ッ」
そうたまきが言うと同時に、由美にふわり、と抱き締められてた。
「由美ちゃん・・・」
由美の体温や、鼓動がさっきよりもハッキリと伝わってくる。
「たまきに怪我がなくて良かった・・・。たまきに、もしものコトがあったら、あたしは・・・」
由美のたまきを想う純粋な優しさが痛いくらいにわかる。
「でも、私、あんな冷たい態度とっちゃって・・・それなのに助けてくれて、守ってくれて・・・嬉しかった。本当は、私が由美ちゃんのコトを守るべきなのに・・・」
「もういいの・・・。それに、私をここまで運んできて、手当してくれたのたまきでしょ?」
「うん・・・あんまりうまくできなかったけど」
「でも嬉しかった」

由美の言葉にたまきの胸の鼓動が速くなっていく。そして、心の衝動が抑え切れずに、由美に口付けていた。
「ん・・・」
意外にも由美は拒むことなく、たまきの行為を受け入れていた。
「由美ちゃん、好きだよ・・・大好き・・・」
舌を口内で交わせ、そのまま由美のしなやかな身体をゆっくりと押し倒す。
「あたしも・・・大好きよ」
「由美ちゃん、ほんと・・・?」
「うん。こうして現実にたまきにキスしてもらって、抱かれてるなんて本当に幸せ。あたし、たまきにあたしの『すべて』をあげたい・・・」
「由美ちゃん・・・」
強く、由美の身体を抱き締める。そして、ブラジャーを外し「ゆ、由美ちゃんはこういうのは初めて?」
照れながら言うたまきに由美が答える。
「うん・・・」
「・・・もし痛かったら言ってね。出来るだけ優しくしたいから」「うん・・・ありがとうね、たまき」
「由美ちゃん・・・」たまきが愛しそうに言うと、由美の胸に顔を埋める。
「あ、あぁっ・・・あんッ」
由美が思わず甘い声をあげる。

「由美ちゃんって胸、大きいよね」
「そ、そう?」
「うん・・・ふわふわしてて柔らかくて、羨ましい」
たまきが甘えた様子でさっきした様に固くなった果実を吸い上げ、もう片方の膨らみを揉み回す。
「あっ・・・やんッ、あぅん・・・ッ」
指で果実を引っ張ったり潰したりすると、そこが弱いのか由美の声が高くなる。潤んだ瞳と赤い頬が色っぽい。そのままたまきがスカートを脱がせ、下着に触れると由美は身体を固くした。
「・・・恐い?」
「う、ううん。平気」
たまきが下着の中に手を入れ、由美の蜜花を優しくまさぐる。
「・・・っ、あぁっ!や、はぁ・・・んッ」
今まで味わったコトのない快感が由美の身体を駆け巡る。
蜜花をなぞる指の動きが速くなると蜜の湿る音が聞こえてきた。もともと胸に愛撫を施されている時点で濡れていたのだろう。
その音は更に官能的な響きを纏って二人の気持ちを駆り立てた。
「由美ちゃんの下着、びちょ濡れだよ・・・脱がせてあげる」
「きゃ・・・」
下着を脱がされ、生まれたままの姿をたまきに晒すのがやはり恥ずかしいのか、由美が涙目になっている。

「恥ずかしがらなくていいよ、由美ちゃん・・・こんなにキレイなんだから」
たまきに太股を撫でられ更に顔が赤くなる。太股には蜜が伝わっていて、丁度その部分をたまきが舐め上げた。
「だ・・・だめ、ん、くすぐったい・・・」
「由美ちゃん、本当に可愛い・・・全部欲しくなっちゃう」
そういうと、たまきが由美の蜜花に口付けをしてきた。
「・・・ぁ、ぁあぁッ!」
由美の声と身体が震える。
その様子にたまきの最後の理性を無くなっていく。
たまきは由美の蜜花を舌で愛撫していくと、赤く色付いた花芯に愛撫を集中させた。
「・・・ッ!や、あぁん・・・ゃぁっ・・・あ、あぁっっ!!」
舐めても舐めても蜜が滴っていく。
「ね、由美ちゃん・・・指、入れていい?」
「・・・うん・・・」
由美が恥ずかしそうに答える。たまきは由美の足をめいっぱい開かせ、露に濡れているかのような蜜花に指を入れた。
「・・・あっ!!」
初めて感じる内部の異物感に由美が声を上げる。
「痛い?」
「ううん、平気・・・だから、続けて」

「あぁッ・・・、ひゃ・・・あぁ、や、やぁん、やあぁ・・・ん」
由美の鳴き声が切なさを帯びていくのに比例して、たまきの行為がエスカレートしていくのがわかる。
指を二本、三本・・・と増やされ、動きも早くなっていく。
左の掌で花芯を撫でられる。
白くなめらかな膚に赤い跡をつけられる。
甘く激しい愛撫に由美の心と身体が壊れてしまいそうだった。
「あっ、あたし・・・もう、はぁぁ・・・、あぁ・・・、んぅッ」
「由美ちゃん・・・由美ちゃんは私のコト、世界で一番好き?愛してくれる?」

「せ、世界で一番大好き・・・ッ、や、あ、やあぁっ・・・あぁあああぁあぁぁあ!!」
愛を誓う言葉と、極みの声を放つと、由美はそのまま意識を手放した。

暫くして、由美の穏やかな寝息が聞こえてくると、たまきは一緒のベッドに潜り込んだ。
「・・・私も由美ちゃんが世界で一番好きだよ。これから私、由美ちゃんを守れるくらい強くなるから、だから私のコトずっと好きでいてね・・・?」

そう耳許で囁きながら由美の綺麗な髪を撫でるたまきの表情は、幸せで一杯だった。

甘々なたまき×由美になるようにに書いてみたつもりですが・・・夜中は狂人になりやすい事がわかりますた。
では今から神の出現を祈りつつ寝ます。
今から出勤、通学等の皆様方、お早うございます。そして行ってらっしゃいませ。

ペル2ト、パソコン・・・リョウホウトモカイタイナァ。


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